図書館見学 熊本県立図書館・近代文学館
(熊本県立図書館・熊本近代文学館-温知館- 〒862-8612 熊本県熊本市中央区出水2丁目5番1号)
昨年の1月に図書館総合展 in 熊本へ参加した際に見学しました。
熊本は路面電車とバスの交通の便が良く、バスはかなりの本数が出ています。路面電車は定額料金ですが、バスは距離で運賃が変わるので、熊本に数日滞在される場合にはバスを利用してバスカードを購入されると便利です。
水前寺公園駅から川を渡って少し歩くと、四角い建物が見えてきます。
入り口は図書館と文学館で別になっており、図書館の入口は二階*1に、文学館の入り口は一階にあります。図書館へ入館する際には、荷物を預ける必要がありますが、入館ゲートの前に閲覧席がありました。
館内の書架は全て140cm程度で、壁際の書架のみもう少し高い書架でした。
最も印象的だったのは、図書館資料の購入リクエストカード全てをファイリングして購入の可否等の回答を閲覧可能な場所*2に置いていたことです。そういった取組をしている図書館はあまり多くないように思いましたので、大変印象に残りました。
県立図書館ということもあり、観光や熊本に関する本が、入り口から入ってすぐのわかり易い場所にありました。小展示もいくつか見られ、平日に訪れたのですがなかなか利用者がおり、よく利用されている様子がわかりました。
文学館では、大河ドラマで八重の桜が放送されていたこともあり、熊本で縁の地が紹介されていました。こちらはあまり利用されている様子がなく少し寂しい感じがしました。展示されているものについての解説は丁寧にされており、展示品が大切にされているのだなという印象を持ちました。
少し前に見学したのでやや記憶が曖昧ですが、県立図書館は利用され活気のある図書館だなという感想を持ちました。