図書館見学 せんだいメディアテーク

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せんだいメディアテーク 〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2−1)

 

昨年の8月に見学しました。

 

場所は仙台駅から地下鉄で勾当台公園駅まで行き、青山表参道のような並木道を歩いて行くとガラス張りの大きな建物が見えます。周辺は比較的高い建物が多いので、すぐには見つけにくいのですが、目の前に来ればわかります。

 

上記の写真を見ていただければわかりますが、1階の入り口はエントランスになっており、2階から4階が図書館に相当する施設です。

 

1階にあるカウンターで写真撮影の許可をいただき、専用の用紙に記入をして撮影許可を得たことがわかるシールを胸のあたりに貼りました*1

 

私がどうやってせんだいメディアテークを知ったか、というと『3がつ11にちをわすれないためにセンター』 http://recorder311.smt.jp/がきっかけでした。このインタビュー映像や東日本大震災の展示がどのように行われているのか、実際にみてみたいと思い来館しました。

 

図書館建築としても注目されており、この建物は伊東豊雄氏が設計した、柱のない*23階以上の建物として有名です。柱がないために耐震性に疑問が持たれていたようですが、東日本大震災当時、ガラスは割れたもののこの建物は無事だったそうです*3

 

2階から4階が図書館のため、エレベータで行くと目の前の奥に貸出返却カウンターがあります*4

 

2階の窓際には震災当時から現在に至るまでの写真がパネルで展示されており、復興の様子がよくわかりました。わたしは、その展示が大げさでもなく控えめでもないもののように思えて、なにか胸に迫るものがありました。

 

7階のスタジオでは講座が行われており、間仕切りがないので隣が何をしているのかよくわかるようになっておりました。

 

6階のギャラリーでも生花と絵画の展示がされており、市民の発表の場になっているようでした。

 

なかでも印象に残ったのは3.4階の図書館部分のあたたかな雰囲気と、2階のメディアコーナーのよく利用されている様子でした。仙台駅の近くということもあるためか、観光や郷土資料がエレベータからカウンターまでのあいだの、わかりやすい場所に配置されておりました。

 

平日の昼間にもかかわらず利用者がたくさんおり、かなり市民の方に利用されているのだなと思いました。ぜひともまた見学させていただきたいです。

*1:ウェブサイトを確認したら見学には申込が必要なようで、事前に申し込めばガイドを頼めるようです。せんだいメディアテーク|ご来館される方へ(一番下) http://www.smt.jp/info/access/ 

*2:チューブ状の支柱代わりのものがある

*3:せんだいメディアテーク|建築の特徴 http://www.smt.jp/info/about/character/

*4:せんだいメディアテーク|3.4階 http://www.smt.jp/smt/facilities/f3-4/