司書が身につけておくべき10の情報リテラシー

近年、情報化社会やITバブルと言われるように情報は紙媒体だけでなく、パソコンやスマートフォン、携帯電話を介したウェブ上にも多く存在する。古来より図書館において情報を扱ってきた司書や図書館員にも、情報化社会に対応した情報リテラシーが必要であると考えられる。

 

本稿において、情報リテラシーとは、

情報リテラシー(じょうほうリテラシー、information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や「情報活用力」、「情報を使いこなす力」とも表現する。したがって情報リテラシーとは、情報を主体的に選択、収集、活用、編集、発信する能力と同時に、情報機器を使って論理的に考える能力が含まれている。"情報=IT"との連想やインターネットの利用時において情報リテラシーが要求される等の理由から、しばしばコンピューターリテラシーと混同される。しかし、以下に定義されるように、本来必ずしもコンピュータと直結するものではない。” 

(引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/情報リテラシー より)

とする。

 

特に、本稿で司書と限定した理由は、情報を扱うスペシャリストとして当然やっておくべきこと、と考えてあえて限定した。しかし、デジタルネイティブ世代においては常識となっていることであると考えられる。

 

司書が身につけておくべき10の情報リテラシー

1.ウェブ上で得た情報は必ず他の情報源をあたる

2.情報源は2つ以上あたる

3.情報は見せ方によって全く違うものになることを忘れない

4.意見(又は推測)なのか、客観的事実(又はデータ)なのかを考える

5.この情報によって誰が得をするのか、損をするのかを考える

6.知らないことは調べる、調べた上で意見を述べる

7.理解できないことは、理解できていないことを隠さない

8.自分の意見を述べる時は、相手の意見を否定しない

9.自分の意見が情報提供者の意図の通りになっているのではと考える

10.権威の意見だからと言って信用せず、必ず他の情報源によって裏付けを行う

 

解説は気が向いたらします。