大学に入学する前に読むといいかもしれないブックリスト
こんにちは!年が明けましたね。「平成最後の」とか言われるたびに、だからなんなんだとイラついてしまう性分をどうにかしたいな、と思いながらどうにもならないなと諦めている今日この頃です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
この時期、大学受験でてんてこ舞いな人や、推薦受験でのんびりな人などいらっしゃるのではないでしょうか。また大学生や大学院生は卒業論文や修士論文の締め切りや最終発表に追われている時期かと思います。
いまの大学や大学院、また小学校から高校では、アクティブラーニングが主流になっています。アクティブラーニングとは何か、これまでの教員から話を聞くだけの講義形式の授業ではなく、学生自身が主体となって考える対話形式の授業のことをいいます。
アクティブラーニングを小学校からやっているひとにとっては、大学でのアクティブラーニングもあまり変わりがないように思うかもしれません。とはいえ大学は自学自習が基本でありますので、高校ではよくわからない顔をしていれば先生が一から十まで教えてくれたかもしれませんが、大学では一かそれ以下までしか教えられず、あとは自分自身で学ぶしかありません。
専攻する分野によって入門書というのはありますので、それはそれぞれの大学の授業で紹介される参考文献や教科書なのかなと思いますが、役に立つかどうかはわからないけどそもそもの基礎として読むといいかもしれない本を挙げたいと思います。このリストは完全に私の好みなので、各分野を網羅しているわけではありません。ちなみにアフィリエイトではないのでリンクをクリックしても私に収入はないです。
【プレゼンテーション】
発表の方法はさまざまあるのですが、こういう方法があるということを知っておくことは大事かなと思います。まずは基礎として知っておきましょう。
【レポート作成】
大学に入って、まず講義が始まってから取り組まなければならないのがレポートです。高校によってはすでに書いたことのある人もいるかと思います。初等教育に比べて、高等教育にあたる大学では、自分自身で調べたり考えたりする割合が高くなります。その時にどのように書けばよいか迷うこともあるかもしれません。
図書館を使い倒す!―ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」 (新潮新書)
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- 出版社/メーカー: 新潮社
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【大学教育について】
なぜ自分が学ぶのか、社会に出て役に立つ学問がどうたらという話もありますが、自分の頭で考えられるようになる訓練をきちんと受けられる機会は得難いものです。
大学で何を学ぶか?自分を発見するキャンパス・ライフ? (光文社知恵の森文庫)
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研究を深める5つの問い 「科学」の転換期における研究者思考 (ブルーバックス)
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【哲学】
デカルト、カント、ショーペンハウアーを読んでおけなんて言説もありますが、哲学書はだいたい高校生の時に読んでは挫折して読んでは挫折してみたいな経験をしておくと、ある日いきなり読めるようになります。それが難しい場合には、まずは手軽な哲学の解説書を読むとよいかもしれません。
- 作者: ショウペンハウエル,Arthur Schopenhauer,斎藤忍随
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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【文学】
ベストセラーを読むのは流行に乗ってるみたいでなんか違う、と思う人もいるかもしれませんが売れてる本はそれなりに面白いですし、名作と呼ばれる古典もやはり読むと名作と呼ばれるだけあってそれなりに面白く感じます。特にシェイクスピアはここに挙げていないものも読むことをお勧めしますし、同一タイトルでも様々な訳がありますので、読みやすいものを選びましょう。海外だけでなく日本の古典や昔話を読むと、現代の作品に影響を与えているのがよくわかり、二倍楽しめます。
文学は無限に追加したくなりますが、この辺で。